副業の時代が到来！この波に乗ってまず始めよう。

学生、会社勤めをしている人、育児中の主婦…と世代と性別を問わず、いま「副業」が注目されています。副業は、以前より存在はしておりましたが、昨今の働き方改革で大きな変革期を迎えています。

具体的には、2018年1月に厚労省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発表、これまで規定されていた「モデル就業規則」から副業禁止の項目を削除しました。この背景には、多様な働き方を求める人たちの増加やITの発達によってこれまで以上に副業の敷居が低くなってきたことが挙げられます。また、少子高齢化が進む現代において、労働力の確保は国の課題の一つです。

そこに、終身雇用制度がままならなくなってきた企業側のニーズともマッチし、より副業が推進・推奨されることとなりました。インターネット上で、簡単に知識やスキルを売買したり、必要な人・企業と提供したい人をマッチングする、いわゆるクラウドソーシングのサービスも一般的になってきました。

これにって、これまで副業と縁の遠かった学生や会社員、主婦にとっても副業が身近になっています。インターネット上の副業をサポートするサービスも国や企業の副業制度も、まだまだ始まったばかり。これからどんどん使いやすく、また善処されていくことが予想されます。

そして一つお伝えしたいのは、一日でも一か月でも早くスタートを切ったほうが、あなたの副業経験の実績がその分伸びていくということです。副業がもっと広く認知され、案件が大きく増える前に実績をつけておいた方が、近い未来優良案件を請けやすくなるのです。

まずは週末起業にトライ

これまで、個人で仕事を始めるとなると現在のステータスを手離すのが一般的でした。たとえば、学生の方なら大学を辞めて企業、会社員の方なら退職して独立…といった具合いです。

実際、こういう経歴の方はごまんといますし、みなさんも成功者の体験談として耳にされたことがあるでしょう。でも、まずみなさんにおすすめしたいのは「副業」としての企業です。最近では、週末起業などと呼ばれることもありますね。週末起業とは、勤めている会社や学校を辞めずにスキマ時間や休暇などの空いた時間を活用して個人で仕事を始めることです。

「本業以外に土日にビジネスて無理」そう感じられるかもしれません。しかし決してそんなことはありません。いまや小学生でもスマートフォンを操るIT時代。専門知識がなくても日常的にSNSなどに画像やテキストを投稿するなど、インターネットに接していますよね。そんな現代だからこそ、副業として週末起業にトライしてみてください。

「起業」なんていうと大層に聞こえますが、こう考えてみてください。「日曜日だけブログ記事の代行」「休みの日に勉強も兼ねてプログラミングの手伝い」。副業で得たスキルや知識が、学生なら講義や発表に、会社員なら本業の知見を広げてくれるかもしれませんよ。

クラウドソーシングに登録して毎日ログインしよう

週末起業へのモチベーションは高まってきましたか？では、その熱のあるうちに次のことを考えて書き出してみてください。

①あなたが挑戦してみたい仕事はどんなことか
②あなたが月に時間を費やせるのは何時間くらいか

①と②が固まったら、今度は①と②を織り交ぜた自己PR文章を作成しましょう。②に関しては、具体的に月にいくらくらい稼ぎたいかが決まっている人は逆算していくと必要時間の目安が分かります。

単価相場に関しては、「①のやってみたこと／クラウドソーシング 相場」などで検索して、まずはざっくりと感覚をつかむとよいと思います。自己PRの文章が完成したら、クラウドソーシングのサイトに登録していきましょう。名前は、本名を出さなくても登録できますので、こっそり副業を開始したい人にもこういったサイトの活用はおすすめです。

そして最後に、最も大事なことをお伝えします。多くの人は、クラウドソーシングサイトに登録したところである程度満足してしまいます。何もしていないのに「副業を始めた気」になってしまうのです。

なので、ここから周りと差をつけていきましょう。やることは一つです。とにかく毎日サイトにログインして、案件に目を通すこと。そして挑戦できそうなものがあれば応募をしていきます。たとえば毎日21時～22時、など時間を固定してサイトにログインする習慣をつけるのもいいですね。

副業を成功させよう！

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。読みながら、モチベーションは高まりましたでしょうか。時代は副業時代を迎えつつあります。あなたがインターネットを扱える環境にいるなら、ぜひ自分の経験を商品にしてみましょう。

学生なら、就職活動でもアピールポイントになりますし、主婦の方にとっても家事や育児の他にあなたならではの時間を持ち、対価を得る喜びは他にはないはずです。そのとき、今の生活を手離すことはありません。以下の流れを意識してみてくださいね。

STEP1：まずは週末起業！企業といえども気軽にまずは始めよう。
STEP2：やりたいことを決めたらクラウドソーシングサービスに登録しよう。
STEP3：クラウドソーシングサービスには毎日ログインしよう。

陥りがちな「登録しただけで放置」はNGです。そのためにも、部屋の目に入る位置に目標を書いた紙を貼っておくのもいいですね。
さて、STEP3以降どうなるかというと、ここで2つに分かれていきます。

一つは副業として目標値をクリアし継続していくこと、もう一つは、目標値を達成できることを実体験することで「週末起業」から「起業」へシフトすること。つまり、副業ではなく本業として成功していくパターンです。自分がどちらを最終ゴールにしたいかをイメージしておくと、STEP2以降の作業もしやすくなるかもしれません。

副業から起業！そして本業へ

最近起業している若い人を見ていると元々は副業で始めたという人が意外と多い。これもインターネットによって誰でも簡単に副業や週末起業といったことができるようになった恩恵だろうと思います。

数年前に副業でスタートした人が今や年商数十億円の会社経営者という人も周りにいたりするので、人生本当にいつどんな風になるのかは誰にも分かりませんね。副業を副業で終わらすのも良いですし、あくまでも近い将来的な企業を目標としてがんばるのも良いでしょう。

ひとつアドラバ椅子があるとすれば、いつ起業のチャンスが訪れてもいいように、税理士、弁護士、司法書士などのネットワークは持っていたほういいでしょう。彼らは人脈も持っているし、いろんな企業を見てきているので仲良くしておいて損はないでしょう。スタートアップに強い司法書士なんかもいますので、フルに活用すると良いでしょう。